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リウマチとは、関節の炎症により軟骨や骨などの組織が破壊されてしまう病気です。初期症状がわかりにくく別物の疾患と間違われることも多いです。そんなリウマチの初期症状、治療方法などを見ていきましょう。

リウマチ以外に膠原病にはどんなものがある?

膠原病の種類はとても多く、攻撃される部位がそれぞれ違っています。
共通点として女性が発症しやすいことが分かっていて、発熱が続いたり、関節や筋肉の痛み、体のこわばりや疲れがなかなか取れないといったことが続きます。
初めは風邪を引いたと勘違いする人も割と多く、何週間も治らないことを不審に感じた人が病院を受診して膠原病であることがわかる場合もある病気です。

シェーグレン症候群
唾液や涙が出る器官が影響を受けるもので、中年女性に多くなっています。
シェーグレン症候群は目がゴロゴロしたり、まぶしくてよく見えなくなる人もいれば、目やにがたくさん出るようになる人もいます。
口の渇きが続き、唾液が出にくくなることで口の中の衛生環境が悪くなり、シェーグレン症候群になると虫歯が増えるたり味覚が低下するなど複合的な影響が出る人も多いです。
成人発症スティル病
高熱とともに全身に影響が出て関節の痛み、皮疹が特徴的です。
成人発症スティル病は血中のサイトカインというタンパク質が増加することで全身で炎症が起こることが関連していて、熱は39℃近くまで高くなったり低くなったり変動が激しくなります。
成人発症スティル病の皮疹は、淡いピンク色で特徴的であることから判断がしやすいです。
ベーチェット病
粘膜が攻撃され、口内の粘膜にアフタ性潰瘍と呼ばれる皮膚が白くなったり赤くなったりする変調が起きたり、外陰部にできる潰瘍も同様に皮膚の色の変化が見られます。
ベーチェット病は目に炎症が起きて最悪の場合は失明にまで至ったり、毛の生えている部分に起きる炎症、結節性紅斑などもベーチェット病になると起きやすいです。

血管や皮膚などが関連して膠原病は全身に影響が現れたり、細菌やウイルスなど外因性のものが関連して炎症を引き起こすことがきっかけになることもあるため、シェーグレン症候群や成人発症スティル病、ベーチェット病について共通点を理解しておくと早期発見につながります。

膠原病の共通点?手足の先が白くなる?

皮膚への変化が見られたりする膠原病は、共通点として血流が悪くなる傾向が見られます。
シェーグレン症候群や成人発症スティル病、ベーチェット病以外の膠原病でも顕著で、レイノー現象と呼ばれる冬の寒い日に手足がかじかんで末端まで血流が届かずに、指先が白くなってしまう時と同様になることが知られている病気です。
場合によっては、血の滞りを示す紫色に変わる場合もあります。

寒くもないのに手足の先が白くなるのは、普段の生活においてもよくあります。
衣服がきつくて血流が悪くなっている場合などにも起きるでしょう。
しかし、高熱や皮膚の変化が伴っていて、全身のだるさなどがあるなら膠原病を疑い、放置しないで早めに医師に診てもらうことが大切です。

日光に過敏になってしまうような膠原病や食道や肺などが硬くなる、歩行困難や不整脈を引き起こすなどといった生活に支障をきたしたり、命にかかわる場合もあるため早めに専門医を受診しましょう。
重度であるほど専門知識を有している医師に診てもらうことが大切で、膠原病になったことでいろんな対応をしなければならないとき、一般的なクリニックでは対処しきれないこともあるので、専門医に行くほうが安心です。
専門医の受診に診断書をもらう必要性がある場合には、初診は近くのクリニックで受けて書いてもらうことが可能です。

共通点を覚えておいて病気への気づきを早めることは自分を守ることにつながりますし、ほかの人へ注意を促しアドバイスもできます。
全身の至るところに複合的な疾患が起きると、不安な気持ちを抱くことがあります。
病名がはっきりするだけでも気持ちが違ってきますから、不安な気持ちを抱えたままにしないで、どの膠原病であるのか、または別な病気を患っているのかはっきり診断してもらうとよいでしょう。